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2009-05-22(Fri)

Sam Cooke 『One Night Stand! Sam Cooke Live At The Harlem Square Club』

one night stand
Sam Cooke 『One Night Stand! Sam Cooke Live At The Harlem Square Club』
RCA/Legacy(2005年)

1. Soul Twist/Introduction
2. Feel It (Don't Fight It)
3. Chain Gang
4. Cupid
5. Medley: It's All Right/For Sentimental Reasons
6. Twistin' the Night Away
7. Somebody Have Mercy
8. Bring It on Home to Me
9. Nothing Can Change This Love
10. Having a Party









 今回で3度目の再発ですね。85年に出たLP、CDがオリジナル(日本盤は翌年リリース)。次はBOXセット『The Man Who Invented Soul』にアルバムまるごと収録。このときリマスターされ、チャプターの位置が少し変わり、ラストの「Having A Party」のF.O.が少し遅くなりました。そして、今回の再発。僕はLPも含め全部買っているので、これで同じ盤を4枚買ったことになります。バカだねー。

 このアルバムの素晴らしさは語られ尽くしている通りなので、細かな解説は抜きにして。今回注目すべき箇所を挙げてみよう。

・新装ジャケット 
 今まで見たことのなかった写真が使われているのは嬉しいが、やっぱり違和感があるなぁ。前のジャケはダサかったけど、カッコいいジャケに変わっても素直にいいと言えないところが愛着がある証なのかな。

live at the harlem square club←これが旧ジャケット


・ボブ・ラドヴィックによる最新リマスター 
 これは従来盤と比べても明らかに音が違うのが分かる。全体的に音がパワフルになり、特に低音はかなり図太い音になった。おかげで、ベースのミスプレイ(結構多いぞ)がより目立つことに(笑)

・オープニングにインストを追加 
 ソウルのライヴではお決まりの、バックバンドのインスト~ホストのMC~スター登場というパターンが全部収録された。曲はキング・カーティスの「Soul Twist」。まぁ、ほんの短い曲ですが、それだけでも嬉しいのがこのアルバムが如何に特別かということを物語る。

・ライナーノーツ&歌詞 
 オリジナルに付いていたピーター・ギュラルニック氏の英文ライナーに日本語訳が初めて付けられ、さらに同氏による追加のライナーも付いている。サム・クック・フリークとして有名なロッド・ステュアートのコメントにもちゃんと訳が付いているのは嬉しい(蛇足だが、大ヒットを記録した、ロッドがジャズ・スタンダードを歌った「American Songbook」シリーズは、サムのポピュラーシンガー的側面をロッドが表現したものだと僕は思っている。恐らくロッドは心の中ではサムになりきって歌っていたに違いない。特に1stは)。さらに、従来盤に付いていた桜井ユタカ氏のしょーもないライナーに変わって、鈴木啓志氏の愛情と的確な指摘の読み応えのあるものに変更。ピーター・ギュラルニックのライナーに鋭いツッコミを入れているあたり、さすが鈴木氏だと唸らされる。
 そして、嬉しいのが歌詞カードだ。従来の日本盤にもサムのMCやアドリブも含めた、完全にライヴの内容に即した歌詞は付いていたが、今回はさらにその日本語訳が付いている。あの完璧なタイミングで投げかけられていた言葉の数々が、きちんと意味を伴って聞くことができるというのは本当に嬉しい。 
 それから、従来盤には付いていなかった、この日のバンドメンバーの名前が載っている。このアルバムは"キング・カーティスのバンドをバックにサムが歌った”と書かれることが多いが、正確には違う。ダニエル・ウルフによるサムの伝記「Mr.Soul」で既に明かされているが、キング・カーティスのバンドのメンバーにサムのロード・バンドのメンバーであるクリフ・ホワイト(G)とジューン・ガードナー(Ds)が混ざった特別編成だった。これによって、ライヴの中でサムが「OK, Clifford」「Sing it, Cliff」と言っていた相手が誰なのか分かるだろう。

 そんなわけで、今回は従来盤を死ぬほど聴き込んでいる方も絶対に買った方がいいですよ! 輸入盤じゃなくて日本盤を! 価格も2100円とお買い得だし。これは本当にいい仕事だね。制作者側の愛情を感じます。そして、当然のように内容は最高。何度聴いても飽きません。ここまで愛情を注ぎ込めるアルバムに、僕はこれからも出会えるんだろうか。
(2006.2.23)
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