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2009-08-29(Sat)

Jeanie & Marlin Greene

 あぁ、ついにこれがCDになってしまったか。Jeanie Greene唯一のソロ・アルバム。長年の密かな愛聴盤。ジーニー・グリーンといえば、Don Nixとつながりの深いシンガー。Don Nixは元Mar-Keysのサックス奏者にして、メンフィスをベースにStaxのソウル関係からリオン・ラッセル関係、スワンピーなロックまで、コンポーザー、プロデューサーと活動する多才な人。ソロアルバムも数枚ある。そこに必ずといっていいほどクレジットされているのがJeanieとMarlinのGreene夫妻。あ、マーリンがダンナでジーニーが奥さんね。特にジーニーの方は、ドン・ニックス、ファリー・ルイスと共に「The Alabama State Troupers」にフィーチャーされていたから、よく知れているかもしれない(ダンナのマーリンは、そのバックのThe Mt. Zion Choirの一員としてひっそり参加)。


the alabama state troupersThe Alabama State Troupers「Road Show」
Elekrta(1972年)

直訳すれば、アラバマ州劇団。ドン・ニックス、ジーニー・グリーン、ファリー・ルイス(あの有名なブルーズマンだ)の3人をメインにThe Mt. Zion Band & Choirが支える一座のライヴ・アルバム。2枚組だが、ジャケには"Specially Priced Two Records Set"とあるので、2枚組の大作がドーン!みたいな気分でリリースしたわけじゃないんだろう。中身は、ファリーの弾き語りブルーズあり、ドンやジーニーのソロ曲ありといろいろな内容ですが、まさに"一座"的なレビュー形式のライヴを聴かせる。残念ながら未CD化。


live for a moment
The Alabama State Troupers「Live For A Moment」
Aim(2005年)

で、上記のアルバムと色違いのジャケなもんだから、あ、ジャケとタイトル変えてCD化されたのねと思ったら、中身は全くの別音源。曲目すらあんまり被りません。おーい、うれしいけど順序が逆だろう? ま、雰囲気は同じってことで。



 さて、ジーニー・グリーンは白人(しかも美人)ながら真っ黒なゴスペル・シンギングを聴かせる人で、シンガーとしての力量はかなりのもの。現在唯一となるソロ・アルバム「Mary Called Jeanie Greene」はスワンピーな作風ながら、スワンプロックというよりはゴスペルロックとでもいいたくなるほど、全体に漂う南部ゴスペル臭。いわば、黒人のゴスペルをいちばん泥臭い白人のスタイルでやってみた(もちろん、音楽スタイルとしての意味)ともいえそう。まぁ、全部がゴスペル曲ってわけでもないんですけどね。アルバムタイトルからも、なんとなくそういうことが読み取れる(メアリー、つまりマリア様ですな)。バックを務めるのはマスル・ショールズの面々。Roger HawkinsにBarry Beckett、Davis Hood、Wayne ParkinsにChris Ethridgeまで!コーラスにはClaudia Lennearもいます。モチロン、ダンナも。まぁ、間違いないメンツってことですよ! 日本のロックファンはゴスペルって敬遠するから、もったいないよね。ただし、内容はちゃんと理解しようと務めましょう(姿勢くらいはね)。


mary called jeanie green
Jeanie Greene「Mary Called Jeanie Greene」
Elekrta(1971年)

オリジナルのアナログでは、ジャケ中央のジーニーの写真は抜きになっていて、映っているジーニーの姿は内袋に印刷されたもの。それを抜き取ると、聖書の登場人物風のイラストが現れる。たぶん、イエス様とマグダラのマリアかな?



 同時にCD化されたのが、ダンナのマーリン・グリーンのソロ・アルバム。ダンナは歌にギターにベースに鍵盤に、さらにエンジニアリングまでこなすマルチプレイヤーですが、どうも地味な存在というか、裏方向きの人みたいですね。この人の名前が有名なのは、何と言ってもあのPercy Sledgeの名曲「When A Man Loves A Woman」のプロデューサー(Quin Ivyとの共同プロデュース名義)としてでしょう。


tiptoe past the dragon
Marlin Greene「Tiptoe Past The Dragon」
Elekrta(1972年)

内容は普通のちょっとスワンピーでカントリーなロック。悪くない出来ですが、隠れた名盤ともベタ褒めするようなものでもないです。ただ、参加メンバーはやっぱりすごい! 上記マスル・ショールズの面々に、さらにEddie HintonやChuck Leavellまで入ってます。奥様もおもちゃのピアノでソロ弾いてます。



両盤ともボーナストラックなしのストレート・リイシュー。Colector's ChoiceというレーベルからのCD化ですが、ジャケの表にレーベル名がでっかく載ってるのが、かの悪名高きCollectablesを思い起こさせるのでちょっといやだ。おまけにオリジナルのElektraのロゴまで消してるって、ちょっと嫌な予感も。

(2009.3.30)
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